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営業部刈谷 健太

※本記事の金利は2026年10月時点の情報、または説明用の例です。最新の金利は各金融機関でご確認ください。
銀行のホームページやチラシで、「基準金利:年〇.〇〇%」のすぐ横に、大きく「特別優遇金利:年〇.〇〇%!」と書かれているのを見たことはありませんか?
例えば2026年10月現在、三菱UFJ銀行の新規借入れの変動金利は年1.195%。一方、店頭表示金利は年3.375%です。(三菱UFJ銀行 住宅ローン金利)
「同じ住宅ローンなのに、なぜ金利が2つあるの?」「結局どちらの金利が適用されるの?」と戸惑う方も多いかもしれません。
この違いを理解するポイントが、住宅ローンの「引き下げ幅」です。
住宅ローンの金利は、大まかに次のような仕組みになっています。
実際に支払う金利(適用金利)= 店頭基準金利(定価)- 引き下げ幅(割引)
基準となる金利から、金融機関が定める引き下げ幅を差し引くことで、実際の借入れに使われる金利が決まります。
1. 店頭基準金利(定価)とは?
金融機関がそれぞれ決めている「住宅ローンの定価」です。景気や日銀の政策金利の動きに合わせて見直されます。
以前は変動金利の基準金利が長期間ほとんど動かない時期もありましたが、現在は状況が変わっています。
日銀は2024年3月にマイナス金利政策を解除。その後、政策金利は段階的に引き上げられ、2026年9月には1.25%程度となりました。こうした金融環境の変化を受け、住宅ローンの変動金利も上昇しています。
「定価そのものが変わることがある」点は、ぜひ覚えておいてください。
2. 引き下げ幅(割引)とは?
金融機関が「うちで借りてくれるなら、定価からこれだけ値引きします」と示す割引のことで、「金利優遇」や「引き下げ幅」と呼ばれます。
3. 適用金利(実際に支払う金利)
店頭基準金利から引き下げ幅を差し引いた、実際に毎月の返済で支払う金利です。
例:店頭基準金利3.375% - 引き下げ幅 2.18% = 適用金利 1.195%
割引の方法には、大きく2つのタイプがあります。
【タイプA】通期引き下げ型(全期間一律)
【タイプB】当初引き下げ型(当初期間重視)
最初の金利が低くても、それだけで住宅ローン全体がお得とは限りません。特に「当初引き下げ型」では、当初の固定金利期間が終了すると引き下げ幅が小さくなる場合があります。一方、「通期引き下げ型」では、借入期間を通じて一定の引き下げ幅が適用されます。
そのため、「今の適用金利」だけでなく、「引き下げ幅がいつまで続くのか」「終了後の金利がどうなるのか」まで確認することが重要です。
広告の金利がどれだけ低く見えても、「今の適用金利」だけで住宅ローンの有利・不利は判断できません。引き下げ幅がいつまで続くのか、終了後はどうなるのかまで確認することが大切です。
住宅ローンは、「どんな家を、いくらで建てられるか」に直結します。建物本体の価格に加えて、諸費用、つなぎ融資、土地を先に買う場合の資金なども含め、全体で考えることが欠かせません。
私たちは、お客様のライフプランに合わせた無理のない予算で、理想の住まいを建てられるようお手伝いしています。 「我が家にはどんなプランが合う?」「月々いくらなら安心?」など、どんなご相談でもお気軽にどうぞ!
※最終的な適用金利や借入可能額は、金融機関の審査で決まります。
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